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上野洋子について



上野洋子の音楽史をまとめました→こちら

ミュージシャン。1963年10月11日生まれ。元 zabadak のメンバー。同バンド結成以来ヴォーカル、キーボード、コンピューター・マニュピレイト、作編曲等を担当し多くのファンを掴むが、’93年9月25日、ソ ロ活動開始の為に、日比谷野外音楽堂での「のれん分けコンサート」を最後にzabadakを脱退。同年12月に初のソロアルバム「Voices」をバイオ スフィア・レコードより発表。以後、ソロ・アーティストとして、数々のミュージシャンのアルバムへのゲスト参加、マザーグースのイメージアルバムの制作、 仙波清彦、高橋鮎生などのライヴへのゲスト参加、Aqua Voce、Vita Novaへの参加など、多方面にわたり活躍中。

彼女が評価されるとき、いつでも話のタネになるのは、その類い稀な美しい「声」である。
透明感がある、とか妖精のような、とかいう形容詞は、もう手垢がついて擦り切れちゃったほどよく使われたっけ。
でも、その言葉ぐらいでしか表せないような魅力的な声。そして何かに喩える度に言葉だけが陳腐に空しく響く。
zabadakにいたころは、よくケイト・ブッシュを引き合いに出されていたが、私はあんまり似ているとは思わない。
結局、聴いて味わうしかないね。

私はむしろ、彼女の創る曲と、その声との関係に注目したい。
彼女の入魂のソロアルバム「Voices」は、まさに彼女にしか創り得なかったものである、と思う。あの世界の素晴らしさ!
彼女がああいう曲を書いて、そしてあの声をもって作り上げた、ということは、私にとってすごく考えさせられる「事件」だった。

……てなわけで、そのへんの思い入れの濃い〜お話は、今度また書きます(笑)。


(’99.7.29)

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